服がスキ。~i love fuku~

服キチの服キチによる服キチのための、なにか。

【新年】🌏あけましておめでとうございます🌏【御挨拶】

べんです。



ご無沙汰しておりました、

ようやく新年一発目のブログ記事です。



といっても今年も大したことは書かないで、ぐだぐだ私のファッションがたりをするブログになりそうですが

よろしくお願いいたします😂



さて、年末年始…

すでにお仕事始まっていらっしゃる方も多いかと思います。

かくいう私も明日からスタート。



皆さんは、2021年最初の買い物はもうされましたか!?

ガッツリいいモノ手に入れた方も、

そうでなくこれからという方も、



あらためてファッション楽しんで参りましょう!!



今回は御挨拶程度の記事ですので、

最後に紹介してなかったかわいい白キャロルちゃんをご覧いただこうと思います🥰



こちら。

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カンガルーレザーのアッパーですので、

黒のフォールディングダービーよりも軽く、履きやすい子です。




横顔は…

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こんな感じ。



結構、どこから見ても映える美しさがありますよね。

これぞキャロル。



そしてヒールですよ、この

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手積み特有のがたつき。

いまアルチザンのシューズブランドには、このようにガタガタのヒールやアッパーがムラがあってシワ感があるものが多いですが

やはりすべてキャロルがパイオニア。

王の風格、気品を感じます!



んで、やっぱり

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飛び出るシャンク。

実際は飾りのダミーシャンクなので、本来のシャンクは中に埋まっていると思います。



今年は思い切って買うものを減らし、

できる限り手持ちのキャロル、ポール・ハーデンといったアルチザンアイテムをエイジングしていきたいな…と思っています。



この子もこの気品のあるホワイトから、だんだんと煤けて灰にまみれたシンデレラのような美しさ

退廃の美を醸し出していくことでしょう。



泥にまみれてなお、ギラギラと光る…

そんな強さを持った人やモノって、カッコイイし色気があると思うので!!



皆さんのエイジングアイテム、お気に入りのアイテムも知りたいので、

もし宜しければTwitterやインスタ、

あるいはコメントなどで紹介してくださるとうれしいです!!



以上、べんでした。



P.S.

キャロル製品はやっぱり米袋入りです。

農産物ですね。これは。

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【さらば】ありがとう、アルティエリ。【コレクション】

べんです。



ちょっと面白い出来事があったので、

思わず筆を...スマホをとりました!



数時間前に、インスタでいつものようにアルチザン系アカウントを巡って

「あへ~🥰」

ってなってたところ、



とつぜん!!



滅多に来ない私のアカウントにDMが......!?



何......? まさか......!!
借金取りの......催促っ......!?



ぐっ......!
だが今は......年の瀬っ......!
圧倒的年の瀬っ......!!



って感じでべんに電流走ってたんですが、

よくよく見てみると、



なんと私のコーデ写真をスクショして

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「LM Altieriのパンツを売ってくれませんか?」
とのこと。



ん?日本のアカウント...?
にしては、外国感パないけど...。



まいっか。

というわけで

「いいですよ、コレクションにしかなってないし」

という私。



どうも話を聞いていくと、彼は日系のスウェーデン人らしく

なんと18歳!!



で、古着とかでかなりガンバってアルチザン系、
キャロルなんかも買っていたらしいが



最近はもう完全に趣味がアルティエリの方に傾いてしまい、すべて売ってしまったそう。



んで、LM Altieriの中でもこのパンツがビビビ!ときたらしい。

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まあね、めちゃくちゃレアなヤツだしね。



生地はメタル混のリネンで、裏地はコットンなので

裾をひっくり返して穿くとすげぇオシャレなやつ。

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タグもC Diemのスタンプの上からLM Altieriのスタンプ押してあるあたり、面白い1本。



最初は、

「2~3万くらいでなら検討するよ」

と私。



「ちょっと考えさせてください...学生の身なのでやはり高くて」

という彼。



いやまあね。

よくわかるよ。

私もなんだかんだ高いと思うし、年中ぴーぴーしながら過ごしてるし。



それにしても話してると、

めちゃくちゃアルチザンへの熱意や人柄が伝わってくる...。



だんだん気持ちが揺らいできた私。



「じゃあ」

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「あげるよ、タダで」



お相手の彼はめちゃくちゃ喜んでくれました。

いま大学生で、スウェーデンの大学院を卒業したら日本に移住する予定だそう。



そして将来はデザイナーやアーティストを志望してがんばっているらしい。



ステキじゃないか。



年末にこんな遠い国の...なんならデスメタル、メロデスの聖地スウェーデンの若者が自分にコンタクトしてきて、



「あなたのアイテムが欲しいんです!」



と言ってくるなんて、なんかプライスレスな体験だなあ。
って。



その体験を買えただけで、こんなに気分がいいなんて。



とりあえず小さなメッセージも入れて梱包したから、明日出がけにでも送ろう。



若いファッションフリークと海を越えて友達になれた、最高の2020年末でした!



また何か進展があったら、記事にしますね🤣

【行く年】2020年ベストバイ!!【来る年】

べんです。



なんか北海道の気温がそろそろ大変なことになっているようで、寒さが殺人的なようですが...大丈夫なんでしょうか😱😱😱

いや、私は関東ですけどね🙏



...ともかく、地域とわず寒くなるこの時期。

読者の皆さまも体調くずされないようにご自愛ください!!



さて!

今回は2020年も暮れに差し掛かって、

もうすぐ新年!!



新たな年の幕開けにワクワクが止まらない今日この頃ですが

私は今年も被服費がかさんでかさんでピーピーしておりました。



そのぶん手に入れたものは本当に大きく、どれも宝物ばかり。



というわけで2020ベストバイをとりあえず3つ!!

個人的ですがご紹介していきたいと思います🤤

よろしければ最後までお付き合いくださいませ!!



それではまず

第3位。



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香水のせいだよ~•*¨*•.¸¸♬︎



瑛人さんにあやかって(はないですが)

「Parle Moi De Parfum~Woody Perfecto~」

のオードパルファン。



こちらは昨年、恵比寿で「ロン毛と坊主とニューヨーク」や「ロン毛と坊主とYouTube(現在ロン毛さんのみ活動)」で有名なロン毛さんの

Lounge Saiにおじゃましたときに

「この香りは...で...なんですよ」

と、ロン毛さんがLiquid Imagineの香水をいくつかムエットにつけて試香させてくださったんですね。



正直、香りよりも隣のロン毛さんがえらい色気を放ちながら髪をたまにかきあげつつ「プシュッ」とやる様に

「おほー...かっっっこええ...🤤🙏」

みたいに私は見とれていたので香りは記憶に薄いのですが...



そのときに嗅いだ中でもウッド系の香りがすごく気に入ったんですね。



しかしここで私は思ったんですよ。

「リキッドイマジネしか嗅がずに決めるのは惜しいな...」

と。



というわけで坊主さんの素敵な笑顔と

「いらっしゃいませ...お茶と、日本酒のSparkling(ネイティブ)がございますが(超イケボ)」

というスーパーホスピタリティ



そして間近で見ると思った以上に迫力のあるロン毛さんと、たまに見せるそのキュートな笑顔に後ろ髪を引かれながらなんとかLounge Saiを後にし



私は有楽町の阪急メンズ館でこちらを買いました🤤



そんなエピソードがある香水。

素晴らしい香りですので、ぜひ見かけたら試してみてくださいね!!



あらためてロン毛さん坊主さん、何も買わずにお茶だけ頂いてごめんなさい🙏



...はい。



では第2位!!

こちらでございます。



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この前購入品紹介したばっかりやないか~~~い( ´ ▽ ` )ノ🍷(髭男爵)



ええ、Paul Harndenの焼きウールジャケットです!!



ポール・ハーデン...アルチザン系の洋服マニアの方なら知らぬ人はいない、超超超スーパーデザイナーズブランドですが

ようやく、憧れのジャケットを手に入れる機会が来ました。



というのも、私ももう三十路を越えて

精神的にはまったくガキンチョのままなんですが

やはりトシを重ねるにつれ良きにつけ悪しきにつけ、
思うことが増えてきます。



「そろそろエイジング前提でモノを選ぶべきでは??」

「そろそろ一生付き合うつもりで相棒を選ぶべきでは??」



という。

たぶん多くのファッション好きが陥る

「買うための自己説得」

の常套句なんですけども



でも踏ん切りつけて、多少ムリしてでも買う必要があるんではないか!?

と思ったわけですよ。



なにせポール・ハーデンのジャケットは、唯一無二のシルエットとその素材感から一部では

「ジャケットの完成形」

とまで評される、ある種究極のジャケット。



もちろんトラディショナルなテーラーメイドであれば

サヴィル・ロウやブリオーニ、キートンなどを挙げる方も多いはずです。



でも、この方面のアルチザン系で言えば間違いなくポールは頂点。

代わりが効かないのなら、いずれ手に入れるしかない。



そして何よりカラーが私の気分にマッチしまくる、

マーブル感のあるグリーンの焼きウール!!



最高でしたね、買わない理由がない。



やはりこういう服は1点1点サイズも風合いも全て異なりますから、出会ったが最後だと思ってます。

アルチザンとヴィンテージ、アンティークの良さはそういうところに集約できるのかもしれませんね。



とりあえず自信を持ってオススメできるアイテムでした!!



では...

1位に移りたいところです!!

が...!!



その前に番外編でひとつ!!

直近で購入品紹介してしまったので簡単にですが



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こちらは外せない!!

Carol Christian Poell Dead End Stitch Denim Pants



ええ、最高すぎました。

詳しくは購入品紹介の記事でご覧下さい!!



では今度こそ第1位へ...

私ベンの、

怒涛の2020年ベストバイは...



こちら!!!

どどーーーん!!!




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Carol Christian Poell One Piece Derby Shoes

です!!!🥳



あらゆる面を考え抜くと、これ以外浮かびませんでした。

個人的に今年1番気に入って履いた靴です。



見てくださいよ、この唯一無二のシルエット!

グイディのコードバン(※コードバンは世界でもホーウィン、新喜皮革のみが製造しているため、正確にはホースバットですが一応の表記として)のアッパーはタダでさえ極厚でガチガチなのに

そこに裏地としてグイディカーフを厚く切り取って重ね合わせ...

まさかのグイディバイソンレザーの頑強なレザーソールとヒール、底張り...。



あまりにも贅沢すぎる素材選びもヤバすぎますが、

それだけ死ぬほど硬い状態になったハガネのようなレザー同士を、そもそもどうやってあの形に吊りこみ整形したのか...。

さらにそのハガネのレザーをまさかのハンドステッチ、ハンドによるグッドイヤーウェルテッド...。



職人さん、本当に手とか大丈夫ですか...!?

何人も手がダメになったりしてるんじゃ...??



間違いなく、とてつもない時間と労力の結晶で出来ています。

恐ろしい...。



そして極めつけは、それだけありえない手間をかけてつくった靴を

ぽーん、と雑に染色ドラムにつっこんでドラムダイ(ドラム式染色機による製品染め)している。



やはり狂気の沙汰。

これがキャロル・クリスチャン・ポエル。

彼の作品がアルチザン系の頂点に君臨し続ける理由のひとつです。



アルチザンシューズメイカーの同じく頂点に、実質的にキャロルからの流れを汲むA1923(元Augusta)
のシモーネがいますが、

彼の作品のハコには必ず

「Do Not Handle With Care(ケア非推奨)」

の文字が付きます。



結局、キャロルを頂点とするこれらのシューズは

その作品を産むデザイナー、ファクトリー、パタンナー、職人らつくり手に最大限のリスペクトを払いつつ

我々は「粗雑に扱うべき」なのだと感じるのです。



それこそが彼らへの最大限の敬意となる。



傍から見るともはや変態というより、

アルチザンは宗教に近いものさえ感じます。



でも、それは誰かを偶像崇拝の対象に照らし続ける一神教である必要なんてなくて...

それぞれの着用者が、

つくり手が、

各々のなかに「信念」を持って扱うこと



そこにある種のカルト的な神秘性をともなうのだと、考えます。



なんだかめんどくさい文章になりそうなんで短く切りますけど、

このシューズはその存在感からそこまでの思索を巡らせてくれる至高の逸品。



おそらくこの靴とは一生を共にできる、そう思わせてくれるのです。



...ただし!!!

ここまでドがつくほど褒めまくりましたけど、

「じゃ、買おっかなー!!」



ってなったそこのアナタ!!!



ひとつだけ、

忠告があります。



履き心地は間違いなく



「最悪」



ですから、

買う時は必ず試着しましょう。

そして仮に試着して大丈夫だと思っても、
大体実際に履き始めると牙を剥いてきますから



足、ぶち壊してでも履くつもりで

覚悟しておいて下さいね😨



J.M WestonのGolfが修行靴と言われますが、

これはもはや「苦行靴」ですから...。



さて、いかがだったでしょうか!?!?

とりとめもない文章をここまで読んでくださった方には感謝しております!



このブログは少なくとも現在、完全に趣味ブログとして収益化もしておらず、

私が思ったことを書きなぐるノートみたいになってるんですが、



だからこそ、

極度の服好き、アルチザンという宗教じみた世界観に対しての熱を皆さまに嘘偽りなくお伝えできるんじゃないかなー、と。



もちろん、毎月とんでもない額の出費がきて火の車ではありますが

それでも殉教者でいられると楽しい...。



そんなカルト的、あぶない服の世界へ

あなたにも踏み込んでもらいたい。



もしかしたら既に私と同じか、それ以上の沼の住人もいらっしゃるかもしれませんけど



もっともっとこんなご時世でも関係なく、

ファッションをみんなで楽しんでいけたらステキだと思っております!!



拙文になりましたが、ありがとうございました!

来年からは本格的に「服好きのための交流会」も主催していく所存ですので、

ぜひ今後とも注目いただいて、

機会があれば実際に私たちと遊びましょう♪



本当にありがとう、2020年!!



皆さまも良いお年をお迎えくださいませ(Ω`ε´Ω)

ではでは。

【購入品】変態の神、降臨。【紹介】

べんです。



しばらく更新滞ってましたが...



本日、とんでもない「年末の怪物」に遭遇してしまったので

そちらを紹介する記事を書こうかと!!



今度こそ間違いなく、2020年最後の買い物は

こちらのアイテムです。

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わかる人にはわかるはず。

このアイテムのヤバさが。

正直コレをお店の棚に見つけた瞬間からもうニヤニヤが止まりませんでした。



正面から写したものがこちら。

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これこそ神のパンツ!!



Carol Christian Poell

Dead End Stitch One Piece Denim Pants



です。



そもそもこれがどう変態なのか。

それは、このバックショットを見ればわかります。

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バックヨークのステッチ、何かおかしくないですか?



そう、繋がってないんです。



実は、一枚目の写真をしっかり見ると

サイドのシームもステッチが入れ違いになって

“行き止まり(デッドエンド)”

になっているのです!!



「え??交差してたらじゃあなんなの??」



という方。

これが意味するのはこういうことです。



普通、デニムパンツに限らずトラウザーやスラックスなどパンツを仕立てる際には基本的に

左前、右前、左後、右後

主に4つの型紙パターンをつくり、

それらに沿って生地を切り出して、縫製して1つのパンツにします。



その場合、サイドのアウトシームと股下のインシーム、

バックヨークなどのステッチ部位はパーツ同士を接続する必要のために

「必ずそれぞれ1本のステッチとして」

完結するのです。



しかし、このパンツはその必然、前提がぶっ壊れている...。

これがどういうことかというと

「1枚仕立て(ワンピース仕立て)」

だということなんです。



これは服を本当に好きな方ならにわかに信じ難い話でしょうが、

1枚の生地を切り出して、最初からパンツの形を形成したものに最低限のステッチと、飾りステッチを施している

という...

もはや何をどうパターン引いたらこんなパンツ作れるのか謎すぎる超ド変態パンツなのです。



アルチザン系における制作要素の代表技術に

・オーバーロック
・スカーステッチ
・ドロップクロッチシルエット
・ガーメントダイ
・ワンピース仕立て

などがありますが、

今や多くのブランドで使われるこれらの技術は、ほぼすべてキャロルがはじめたもの。



Dollar Contextの伊藤さんも仰っていましたが

「カルペディエムとキャロル・クリスチャン・ポエルは最高峰なので、最初にあれだけのものを作られてしまうと、後を行くデザイナーはそこを真似ざるを得ない」

ということ。



究極の変態がつくる、究極の変態パンツ。



最高の買い物(大散財)で2020年は買い物を終えられました。



ありがとう、2020年!!(まだ早い)

【香水】良い香りは、いかが?【紹介】

べんです。



皆さんは、フレグランスには気を遣われますでしょうか??



私はアロマキャンドルやディフューザー、ルームフレグランスにはかなり無頓着で、

いいところMAD et LEN(マドエレン)あたりしか知らないのですが…



香水については、それなりに嗅いで

いくつかのお気に入りがあったりします!



それこそ王道ではありますが

Maison Francis KurkdjanのOud、

L'artisan PerfumeurのTimbuktuなどのウッド系の香りが結構好みなのですが



その中でも私がいま愛用している1本があるので

今回はそちらを紹介しますね!



それがこちらの香水。

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じゃじゃーん。



Parle Moi De Parfum(パルル・モア・ドゥ・パルファム)の

Woody Perfecto(ウッディ・パーフェクト)ですね。



こちら、ウッド系の香りの中に、レザーの香りを混ぜてあるために

植物的な香りになりすぎず、どこか凛として

かつ野趣を感じさせる香りがします。



香水には持続時間、香りの強さにより

・オードトワレ
・トワレ
・オーデコロン
・コロン
・オードパルファン
・パルファン
・エキストレドパルファン
(上から下に行くほど持続時間が長く、香りが強い)

といった種類が主に存在するのですが



こちらはオードパルファンとなります。



個人的に8時間ない程度の持続時間で、

ゆっくりとトップ、ミドル、ラストでノート(香り)が変化していく感じが好きなので

やはりオードパルファンは使い勝手がいい。



そして、名前の「Perfecto」の文字。

ライダースジャケットが好きな方なら何かピンとくるのでは??



そう。

Schottのライダースに付く呼称と同じです!



というのもこの香水のイメージコンセプトに、

「一夜のロックスター」というのがあって、



ロックスターのファッションといえばやはりダブルライダースであり、アメジャンの代表格はどう考えてもSchottのワンスターです。



そのレザージャケットの醸す色気を再現した、素晴らしいイメージ…ハードロック、メタルシンガーである私としてはイメージから何からバシッとハマった1本でした。



ケースの上にはこのように

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かわいいプルトップが。



こちらをパカッとして

中身を取り出していくと

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このようにオシャレな小袋に包まれております。



そうそう!

香水をつけるときに手首につけて、それを両手で擦っている方もいらっしゃるかと思いますが



そのやり方、もったいないです!



実は香りの粒は摩擦のダメージと摩擦によって生じる熱によって簡単にテイストが変化して劣化してしまいます。



あくまでも、軽く1~2プッシュを乗せてポンポンとはたく程度に。



これが香水そのものを生かす一番の方法。



あとはつける位置によっても変わりますが、

服装と違って香水はひとつ間違えるとスメルハラスメントにもなりかねないもの。



好きな香りだから、というだけでTPOまったく弁えずに付けてしまうのはさすがにNGですね。



正しく付けることで自分にも、相手にもいい印象と気分を与えられる、素晴らしいファッションアイテムが香水。



例の曲でDolce & Gabbanaのせいにばかりしていないで、

いろんな香りを試されて、ご自分の雰囲気にあったものを探されるのもオススメです!

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目には見えないけれど、

うまく付き合えれば最高のお供になる。



フレグランス生活、はじめてみてはいかがでしょうか!

【週末】男ふたり、アルチザンデートの土曜日!【散歩】

べんです。



薄手のレザージャケット1枚で出かけたら、夕方くらいから死ぬほど寒くてヤバかったです…🥶



今週の土曜日は、急遽サロン運営メンバーのNJさんといっしょに、代官山、渋谷界隈の名店巡りをしました!



最初に合流前、私単独でまず向かったのはこちら。

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自由ヶ丘のアルチザンショップ、カルフール。



閑静な街中の小さなお店ですが、

グイディ、m.a+、コーネリアン・タウラスなどがお出迎えし、

Ten-CやGeoffrey B.Smallなどの取りそろえも!



何より気さくに応対して下さり、コーヒーまで出してくださる気遣い…素晴らしいお店です。



それから代官山にてNJさんと合流。

まず入ったのはこちら、

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おなじみ名店、リフト・エクリュ。



品揃えがエタージュと異なるのと、比較的カジュアルなアイテムセレクトのため、気軽に入りやすいのもいい点かと。



店頭に飾ってあるDuellum、Taichi Murakami、Layer-0、Rainmaker、そしてカラフルなCarol Christian Poellにタメ息もらしつつ回遊。

ホントにたまらないセレクト!



そして当然こちらにも伺いました!

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間違いなく、日本のアルチザン系総本山である

リフト・エタージュ。



相変わらず美術館のような厳かな雰囲気は、多少の入りづらさを感じさせます。



店に入ってすぐ、いつもいらっしゃる女性のスタッフさんが全身えげつないCCPコーデで出迎えて下さり軽く度肝を抜かれつつ…

Munoz Vrandecic、Archivio J.M.Ribot、Propositionなどに目を通しつつ、Rick OwensやAnn Demeulemeesterなどをしっかと目に焼き付け



本日の真の目的のひとつ…

ラスボス(CCPホースレザーハイネックジャケット)の試着へ!!



女性スタッフさんにお声かけすると、快く試着に応じてくださいました。



サイズが46しかなかったため、若干大きくはあったものの…感動の一言。

恐ろしくカッコイイ。

ありえないパターン、凄まじいレザーの表情、そしてここ数年で柔らかくなったというホースレザーの感触。



やはりラスボスはラスボスだな、というたしかな感触を得ました。



世界最高峰のレザージャケットと言われるだけのことはあります。

ただ、値段もカッコよすぎますが…(約75万円😱)



その他にもとんでもない変態パターンの、セルヴィッジのみで作られたベストバッグ、パンツ、ジャケット

定番のド変態アイテム、デッドエンドシリーズなどを心ゆくまで堪能して退店。



その足で次に向かったのは、趣向を変えてアンティーク古着のお店!

ここは存在を知らなかったのですが、NJさんの案内で連れて行っていただきました!!

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そしてココがまたヤバかった!!!



平然と置かれる100年前のアイテムたち…。

先程、100年前の生地で仕立てられたアルキヴィオのシャツ(約9万円)を見てからここで、

リアル100年前のシャツ(約1万3千円)を見てしまうと…

いろいろと複雑な気持ちになりました🤣



それ以外のアイテムも、本当にお手頃価格かつ雰囲気がバツグン!!

そしてお店のお姉さんも大変愛想よく丁寧で、商品知識豊富で素晴らしい。



ここでNJさんは、フランス製のテーパードパンツに出会い、思わず購入されてました!

古着はホントに一期一会。

逃すと次はないですからねぇ~。



そしてお店を出て、NJさんが仲良くされている

Share Spiritのフラッグシップストアへ!!



とてつもないヴィンテージ…というかもはやアンティークというレベルすら超えているような変態アイテムに囲まれながら2人でお茶をいただきつつ、

しばし談笑。



休んで少し元気を回復してから我々は、

いよいよこのお店へ!!

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超名店、グラム。



一見、入りにくそうな雰囲気ですが

リフト・エタージュに入り慣れている身からすると至極当たり前の門構え。



中には、Ematyte、James Kearns、Dimissianos & Miller、そしてA1923などの尖りまくった靴がたくさんお出迎えして

衣類もBiek Verstappen、Araki Yuu、Devoa、Roggykeiなど他のお店になかなかない素晴らしすぎるセレクト。



そして非常に親切で渋いルックスのやさしい店長さんが、明るくいろいろな知識を教えて下さり

嘆息。

Ematyteの製法に関する知識や、

A1923のデザイナー、シモーネが超のつくひねくれ者で、非常にやりづらくて気を遣うから、扱える店が少ないこと、

IncarnationのシューズはA1923と同じ工場でつくられていること…



どれも新鮮な驚きばかりでした。



そして、Incarnationのホースレザーハイネックジャケットを試着。

…え!? これラスボスに勝るとも劣らないぞ!!??



しかも値段…これ、本当にこの値段でこのクォリティは凄すぎるのでは…!?



と思わぬ感激!!



一気に私の中でIncarnationの株が爆上がりしました。

こんなにいいブランドだったなんて。



長居して悩みに悩み、お店を後にしました。



本当に今日一日いろいろなお店を中年男ふたりでぶらぶらとデートしましたが、

なんにせよ

本気で服を愛している人といっしょに服を見て回るのは…



最高に楽しいのです。



この喜びはぜひとももっと色んな人達に広めていきたい。



今日のNJさんとのデートで、イベント運営の必要性をさらに感じました!!

日本の、世界のエクストリーム服好き達よ!!!



私たちがそんな場を組みたてていくから、

楽しみにしていてくれ!!!



ホント、

服は楽しすぎる♪



以上、取り留めもない文章にお付き合い下さりありがとうございました!!



べんでした。

【コーデ】真冬のアルチザン【紹介】

べんです。



…寒いッッ!!!

さすがに着込めるからいい季節~♪

とか言ってられる余裕がないくらいに寒いンですけどッッ!?



まあ、師走ですからしかたないね。



今回は久しぶりに寒い中、コーデ軽く組んで撮ってきてみましたから

2コーデほどご紹介させていただきますね!!



題して「真冬のアルチザン」ということで。



まずはこちらコーデ。

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うーん、いいコート…。

バックスタイルは、

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こんな感じです。



こちらの使用アイテムは以下の通り。

Hat:Room402
Coat:Poeme Bohemien
Inner:Uniqlo U
Pants:60s Vintage Australian Gurkha Pants
Shoes:Carol Christian Poell
Eye Wear:50s Lesca Vintage “Pica”

ですね。



コートは雰囲気がめちゃよくて、これは真冬に重宝すると思い、アーカイブストアで取り寄せて購入したもの。

本当にあったかく、ファブリックもガーメントダイ特有のムラ染めになっていて素晴らしいアイテム。



ユニクロUはやっぱりシルエットがよくて、タートルネックTはこの時期にはかなり使えますね!

これで390円は信じられん…。



そしてパンツなんですが、これは62年のヴィンテージオーストラリア軍グルカパンツのデッドストック。

サイズは最も小さい1なので、レディースサイズにあたるのかな??

でもサイドベルト閉めてかなりいいフィッティングに。



とりあえず楽にコーデ組めて、雰囲気もそれなりにあり、あたたかい。

なんだかんだかなりいい感じだと思います。



そして2コーデ目はこちら。

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これ、かなり気に入ってます。

ちなみにバックスタイルは、

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こう。



こちらの使用アイテムは、

Hat:Room402
Jacket:Paul Harnden
Shirt:Garment Reproduction Of Workers
Pants:Paul Harnden
Boots:White's
Eye Wear:50s Lesca Vintage “Pica”

ですね!



この前手に入れたスペシャルなジャケットを軸に、ちょっといなたく、それでいてオシャレ感を出してみました。

ジャケットとパンツが良いのはもうわかりきってるんですが、

何気にこのシャツがクッソ可愛いくて!!



やっぱりGarment Reproduction Of Workersはスゴく良いブランドだと思います。

高品質でフランスメイド、ファブリックへのこだわりもハンパなく、ヴィンテージに忠実かつ現代解釈された素晴らしいアイテムづくり…



これであの価格帯なのは本当につくり手の本気を感じるブランドです。

日本のブランドなのも大きい。



やっぱりこういうファーマーライクなスタイリングは、楽でありながらしっかりとオシャレに、

それでいてモノの良さがかなり活きてくる、すごくオススメできるコーディネートです。



キャロルやボリス、リックのようなモードアルチザンな感じもいいのですが、

気合いを入れすぎない着こなしには、こういうゆるめのスタイルのほうが合うかも。



いずれにせよ、ファッションは楽しいことが一番。

好きなものを、好きなように着て、みんな楽しく幸せなファッションライフをお過ごしください!!

【持ち物】至高の変態セットアップ!【紹介】

べんです。



セットアップって、皆さん持ってますか!?

私はほとんど持ってないんですけど、

やっぱたまに着たくなりますよね、セットアップ。



そして私はセットアップの中にも、変態性が欲しい男。

ブログ、Twitterをフォローしてくださっている方ならおわかりだと思います。



というわけで、

私の数少ないセットアップの中から今回は個人的なスペシャルセットアップである

こちらをご紹介させていただきます!

ジャケットが…

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これで

パンツは…

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こちら!



「おい!お前、トラウザーがヨレヨレのシワッシワじゃねぇか!!アイロンくらいかけやがれこのデコ助野郎!!!」



みたいに思う御仁もいらっしゃるかと思いますが、

誤解しないでいただきたい!!



こちら、

キャロル・クリスチャン・ポエルの初期アーカイブである

トルネードパンツ(ツイストパンツ)・セットアップスーツ

なのです!



「おい!またキャロルか!!そればっかりいい加減にしろ!!!」



…はい、そのお叱りはごもっともです…

が、華麗にスルーいたしまして…



知る人ぞ知る、キャロルの名作がこちらです。



ジャケットは細かいアップデートを加えながら、毎年恒例で出しておりますが、

問題はこのトラウザー。

こちらは極めて特殊なパターンと縫製を行うことで、股下全体が竜巻、うずまきのごとくツイストしているものです。

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もう、くどいくらいにくるっくるしてます。

ここまでくるっくるしてると、かなり穿くとタイトな感じで細身なのに、

かなり着た時にはシルエットにボリュームが出ます。



決して、着てカッコイイタイプの服とは言えないアイテムですね。



話はそれますが、メタラーである私はこのパンツを見るたびに

マーティ・フリードマンがギター弾いてた頃のメガデスが浮かんできます。

「Tornado Of Souls」は名曲ですね。異論は認めません。



この変態パターン、実はすでに絶版になっており

現在のキャロルで購入することはできません。



いずれ復活する可能性はありますが、

その際はまたアプデはいって若干変わってそうですね。



そしてジャケットはジャケットで、キャロルのしっかりとしたテーラーメイドの技術による、

シンプルかつ美しいシルエット。

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トラウザーもこちらも、こまかーいストライプが入っていて

どこかトラディショナルな表情を見せます。



バックスタイルも美しい。

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さすがです。


ポケットも…

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このように綺麗。



下の隠れ変態パターンに対して、

あっさりとしたジャケットのシンプルかつ構築的なパターン。

そしてストライプのコットンファブリック。



表に出しすぎない、ひそかなエロティシズムを内包するセットアップだと思います。



やはりセットアップ、いいなぁ。

最近だと寒さからあまり着られてませんが、春先にはまたガンガン着ていけたらと思います。



皆さんも大好きなセットアップなどお持ちでしたら、

ぜひTwitterやコメントで教えてくださいね!!



服は、いいものだ🤤

【持ち物】あえての王道、からの亜流!?【紹介】

べんです。



気分はロックスター!!!

ロックスターといえば…

そう!



ライダースジャケットですよねー🤘



シングルライダースはシドジャンと呼ばれるドミネーターに代表されるように、シンプルながら

男らしさもはらんでいて、非常に勝手がいいアイテム。



だからこそ!!!



男は黙って、ダブル。

ロックだろぉーーー!?!?🤯🤤🤪



はい。



それはともかく、ライダースジャケットといえば皆さんどこを思い浮かべます!?



ワンスターのSchott??

イギリスのシブいガチ勢Aero Leather??

アメリカンで上質なVanson??それとも…



そうです。

やはりロックで王道をいくライダースジャケットといえばコレでしょ!!

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Lewis Leathers(ルイスレザー)

でーす!!



…タグを見て違和感覚えた方。



そう、コレ実はちょっとしたマイナーモデルなんですよ。



ルイスをご存知の方なら常識ですが、

やっぱりルイスレザーといえば王道なのはライトニングかサイクロン。

そこにちょっと捻りを入れるとブロンクスあたりも入ってきますが、



私の所持しているのは

「Budganz Design」というタグ付き。

全体像だとこんなモデルなんです。

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そう、丈短めでこのシルエット…



完全にアメジャンのつくりなんですよ!!!

イギリスだけにロンジャンが得意なルイスが!!!



でもカッコイイですよね。



ちなみにこのモデル、60年代のルイスレザーで制作されていたモデルで

「Whirl Wind(ワールウィンド)」

…つまり、つむじ風という名前になっています。



時代背景として、60年代のイギリスでは当時のアメリカ映画が若者に大ウケし、

アメリカの不良スタイルが憧れの的になりました。



そこで、ルイスレザーとしてもアメジャンを出そう!ということで、

架空のアメリカ人デザイナー「バド・ガンズ」という人を雇って、

「純粋にアメリカ人デザイナーがつくったんやで!!(大嘘)」

という売り方でこのモデルを売り出したそうです。



こすいなルイス…意外と。



それはともかく、こちらは60年代のアイテムそのものではなくて

復刻モデル。

やはりライトニングやサイクロンなどの定番があまりにも人気なため、こちらはそうそうお目にかかることはないかと思います。



レザーは肉厚なカウレザー。

だからすごくいい表情に育ちます。

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立ち襟のウラのシボとかたまんない!!!



袖のジッパーはL表記があります。

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実にジッパーまわりのレザーとの対比がたまりません…。



ちなみにメインのジップには

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Lightning!! Ride The Lightning!!!🤘⚡



さらにポケットのジップはこのとおり、

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玉ジップ仕様!!!カワイイ!!!



バックスタイル全体で見ても…

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超COOL!!!



結局、ホースレザーやラムレザー、ゴート、シープ、ピッグ、カーフにディアスキンとかレザーも色々あるわけですけど



王道中の王道である、カウレザーって

たまにこういう形であらためて見てみると

しみじみいいなぁ…と思わせるものがあります。



私はバイクに乗りませんが、

それでもファッションとして全体を閉めて着てもかなり…

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イケてます。



ギャルソンの川久保先生も、愛用されるルイスを上まで上げて着ていることがよくあるようで。



捻りまくったアイテムにも良さがあるのですが、

やはりこういう王道には王道なりの強さ、たくましさ、男らしさを感じます。



レザージャケットの王様、ルイスレザー。



着る価値、手にする価値は、存分にありますよ!!!

【持ち物】着るオブジェ、キャロル・クリスチャン・ポエル【紹介】

べんです。



日に日に寒さが増してまいりますね。

北海道あたりは氷点下を記録しているそうで、

そう考えるといま住んでいる関東のありがたさを感じます。



寒いとアウター、つい買っちゃうんだ♪

ってのが止まらなくなってオサイフにもやさしくないですしね!!

きっと服バカの皆さまなら、わかるでしょう。



毎年めちゃアウター買い込んで、結局タンスの肥やし。

でもいいんです。

そこにいてくれるだけで、いい…。

それが大好きな服というものです。



ということで本題に移りますが、

今回紹介したいアイテムは、私にとってのスペシャルというべき1着。

先日購入したPaul Harndenのジャケットと同じか、それ以上の…最高の逸品。



ツーショットでまずはご覧いただきたい。

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どどーん!!



我ながらベッド横にこんな贅沢な空間が広がってていいのかと、たまに恍惚としてますが



この左側の、アイボリーのレザージャケット。

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もうお分かりでしょう。



こちら、私の愛してやまない

Carol Christian Poell(キャロル・クリスチャン・ポエル)の

カンガルーレザーオーバーロックジャケットです!!



ついにこの子を紹介する日が来たか、と内心テンション爆上がりなのですがさっそく…



こちら、キャロルのヤバさがパッと見でわかる以上に詰め込まれた、変態的なレザージャケットでして

まずそもそも「カンガルーレザー」って…

っていう話。



軽くて丈夫なレザーなので、サッカースパイクなどに用いられることこそあれ、そもそもカンガルーレザーをここまで贅沢な用尺で使ったアイテムは

おそらくキャロルがパイオニアだと思います。



そしてブランドを代表する縫製技術のひとつ

「オーバーロックステッチ」

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日本では「かがり縫い」とも呼ばれます。



本来であれば縫い目を目立たなくするために裏地に縫って隠していくところを、

あえて時間と手間をかけて外に出し縫いして、ステッチそのものを見せていく。



今でこそアルチザン系の定番製法みたいになってきた感がありますが、間違いなくオーバーロックを広めたのはキャロル・クリスチャン・ポエル。



そしてこの変態的なパターン。

前の首から袖の縫いは通常の縫製のよう。

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しかし、これ実は背中側に回ると…

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ラグラン仕様で縫われているのです!!!



マジで意味がわかりません…。

何のために!?なんて言うことがすでにナンセンスかと。



さらにこのキャロル独特のレザーの表情。

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これが、本当にたまらない。



写真ではわかりにくいですが、なんとなく怪しい光沢感があり、

なんともヌメりを感じる、気持ち悪さすらあるレザーになっているのです!!



そして各所のジップは

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このとおり日本が誇るYKK!!

ちょっと誇らしい。



さらにこのよくわからないポケットの形状も

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ヤバい。ただひたすら変態的。



そして極めつけはこのタグをご覧下さい。

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ART.というところの右が製品のナンバーになるのですが、

この中にPCCという文字列がありますよね??



これがこのアイテムの極めて頭おかしいところなんです。



実はキャロルのレザージャケットのタグには、

PTCとPCCの2つのうちのどちらかが製法により記載されます。



PTC表記のものは、キャロルが世界で初めて行ったという「ガーメントダイ」

いわゆる製品染めですね。

通常は鞣した革を染色してから切り出して、縫製し製品化するところを、



完成したレザージャケットをドラムに突っ込んで、染色するという頭おかしい製法。



これもスゴいのですが、グイディやその他アルチザンにおいては珍しいものではなくなってきました。



問題はここからです。

私のレザージャケットはPTCではなく、PCC。



これはなんと…

「製品鞣し」

によるもの。



は??



という方に簡単にご説明すると、

通常、レザーというのは動物から剥いだ原皮を、鞣しという工程を経て、製品として使用できる革に変えます。



その工程を、原皮の段階でレザージャケットにしてしまい、それをトルソーに着せてその上から鞣しを行い、出来上がったジャケットを製品染めする



という、言葉を失うような常識外れのつくりかたでこの世に生まれてきたのが、このジャケットです。



キャロル・クリスチャン・ポエル以外でこの製法をとるブランドは存在しませんし、

また、ほとんどの製品はPTCなのでPCCは世界でも本当にごくごくわずかしか存在しない、超激レア品です。



何も知らずに着てたので、最近気づいて腰が抜けそうになりましたが。



じゃあ着心地もいいのか!

と思う方。

そんなことはありません。



軽くて丈夫だからそこはいいとして、

このレザージャケットはアホみたいにタイトなつくりをしてます。

とくにアームホールがビッタビタ。



私自身が相当痩せ型だと思いますが、それでもギリギリなレベル。

肌に吸いつかせて、第2の肌として着用する…そういうアイテムなのです。



服としての機能性よりも、

アートとしての側面、実験的な試みに重きを置いて

まさに「着用できるオブジェ」としての作品づくりをしている。



唯一無二の存在こそが、キャロル・クリスチャン・ポエルというデザイナーとそのアトリエです。



だからこそ私は、このブランドを最高だとして止まないのです。